育児、受験のブログ

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息子の将来の夢が残念

小5の息子の志望校は聖光。
私学フェスタで直接生徒さんからお話を伺って非常に気に入ったらしく、塾の先生からも聖光に合格した先輩たちの事例を聞き出して来たり、苦手教科の学習法を教えてもらってくるなど本気モードです。

ただ、残念ながら肝心の成績の方が伴わず、親としては聖光が志望校だなんて畏れ多くて口にできないレベル。気持ちだけは前向きな本人に対して、親の腰が引けている状況です。

しかも、先日、息子が語った将来の夢を聞いて正直ガッカリ。
学校の先生になりたいのだそうです。

職業に貴賎はないどころか、むしろ尊い職業ではありますが…。
聖光にまで行って学校の先生はないでしょうと思ってしまうのです。

例えば息子の公立小に開成中高出身の先生がいますが、席についていられないような低学力の子どもに理解力の乏しい親、そして理不尽な要望にまみれて毎日残業続き。他業界で活躍する高収入な同窓生と我が身を比べて虚しくならないんだろうか…。

さらに言えば、私の職場にいた能力の低い社員が転職して公立中学の教員になったこともありました。十を聞いても一すらできないような、あんな人でも学校の先生になれる時代なんだと職場の誰もが驚きました。

学校の先生になるなら、公立中高で適当に頑張ってもどうにかなるんじゃないのか。
これまで通っていた学研で小6まで頑張って、個別指導で過去問対策して近所の日大付属にでもいった方が、本人も遊べて楽しいんじゃないのか。
中学受験してまで、ましてや聖光を目指してまで、就く職業なのか。

適性という点では、ボーイスカウトで低学年児の面倒をみている姿を見る限り向いていると思います。
中学受験を抜きにしたら、本人にピッタリな良い選択に見えるので、難癖つけて軌道修正する気にもなりません。

世界の狭い小学生の夢は夢として、聖光を目指す本人のヤル気を応援するべきとは思いつつ、あまりに高い努力目標に対して学校の先生という成果目標が低すぎて、テンションが下がってしまいます。